ダイヤモンドは、一般的に紫外線が当てると、石によってさまざまな蛍光を示します。
このうち青色の蛍光は、石の黄色味を打ち消す働きがあります。
このことは、よい方向と思われるかもしれませんが、蛍光性が強いとギラギラと白っぽく輝き、
ダイヤの本来の輝きを邪魔する場合があるため、マイナス要因となります。
特に、蛍光性が強いものは「オイリー」と呼ばれ、白濁して輝きが鈍くなる傾向があります。

このダイヤモンドの蛍光性は、ブラックライトを当てることで、確認することができます。

蛍光性のランクは蛍光のないものから順に下記のように強くなってきます。
NONE
FAINT
MEDIUM BLUE
STRONG BLUE
VERY STRONG BLUE

買取にあたってはNONE,FAINTまでは基本あまり価格に影響されず、MIDIUM BLUEからVERY STRONG BLUEまで強さによってマイナス幅が大きくなります。

なお、蛍光性はがBlue 青 が多くでますが、その他下記のような蛍光性があります。
BluishWhite 青みががった白
Green グリーン
Yellowishgreen 黄緑
Yellow イエロー
Orange オレンジ
Pink ピンク