宝石サンゴの買取相場は、主にカット、大きさ、色、色ムラ(フ)、ヒビ、くぼみの有り無し等で相場が決まってきます。
●カット
宝石サンゴとしては丸珠が価値が高く、続いて、カボションカット、ドロップカットとなり、その他イレギュラーなカットとなります。
●大きさ
丸珠であれば、10mm以上、さらに15mm以上などで値段が高くなります。
●色
深く濃い赤色が高級なものとされます。特に、血のような深い赤黒い色を持つ高知県産は、ほとんど産出されなくなったため、最高級品と言われています。
●色ムラ
また、一部色の抜けた「フ」と言われる白い部分があると評価が下がります。
●ヒビ、くぼみ
サンゴは、非常に傷が付きやすく欠けたり割れたりすることがあります。一見、綺麗に見えてもヒビが入っている場合があります。
また、虫食いと言われるくぼみが採取の段階である場合があり、宝石に付けらる際には、目立たないところにありますが、やはりくぼみがあると評価が下がります。
●処理
上記のくぼみを充填処理などで隠す場合があり、そのような処理が施されていると評価は下がります。